2009/12/01

坂の上の雲

なんだかここんとこ毎週大河ドラマの話を書いてますが、別にNHKの回し者じゃないです。親父が民放にいたからか、国営放送には特に理由もなく敵愾心持ってるぐらいですので、あしからず。

とりあえず第1回が終わっただけですが、内容としては上々だったと思います。まあ先週までやってた大河が酷かったので、私の中で基準が低くなっちゃってる部分もあるんだろうけどね。

まず、メインの3人の演技力や存在感が良いですな。先週までの主役は滑舌が悪いし芝居もぬるいし、周りを固めるベテラン俳優も大根で、役者やめてマグロ釣ってろよって感じだったから、そんなのと比べること自体が間違ってるのかも知れんけどね、やっぱりしっかりした役者が芝居すると、画面もピリッと引き締まるような感じ。

そもそも原作が、そういったある種の緊張感があるし、かと言ってピーンと張り詰めるだけじゃなく、この時代独特の高揚感や開放感もあって、そのバランスが絶妙だと思うんですけどね、そういう作風をきっちり表現したいという姿勢が感じられますな。

まあもちろん、原作にはない創作もいくらかあったと思うんですが、原作を汚すようなレベルじゃなかったし、辻褄が合わなくなっちゃうようなレベルじゃなかったんで、この程度の創作なら司馬さんも草葉の陰で怒りはしないでしょ。

残念な部分を挙げるとね、渡辺謙のナレーションがちょっとわざとらしいと言うか、必要以上にストーリーを盛り上げようと抑揚をつけ過ぎで、若干ウザかった。原作自体がしっかりしたストーリーなんだから、制作サイドが恣意的に盛り上げる必要はないと思うし、もっと淡々と状況説明だけしてくれれば良いんだけどね。

あと、秋山兄弟の母を演じる竹下景子が、真之を「じゅん」って呼ぶシーンが何回もあって、まあもちろん「淳五郎」の「淳」なんだけど、どうも「純」って呼んでるみたいで、「北の国から」を思い出しちゃいましたよ。急に舞台が北海道になったような感じで、変に違和感を覚えてしまいますな。

まあ、まだ第1回が終わっただけなんで、全部終わる頃には不満タラタラになってるかも知れませんが、今のところは悪くない仕上がりだったと思います。

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2009/11/23

大河ドラマ

今年の大河ドラマ「天地人」が終了しました。

先週も含め、何度も文句をたれてたので、繰り返しになるんですが、とにかく不満の残る内容でした。まあ、直江兼続を知らない、この時代のことも知らない、そういう人が見たら、人情時代劇として楽しめたかも知れん。だけど、こちとら兼続も好きだし、ここらへんの時代も好きだし、そういう人間からすると、ちゃんちゃらおかしい。

とりあえず、当時の時代背景や人間関係、いろんな設定って部分で、史実と違う部分が多過ぎ。まあ、これはあくまでもドラマであって、歴史検証番組じゃないんだから、何もかも史実に沿う必要はない。だけど、こういう物を作る側のモラルとして、史実を知らない人に誤解を与えるような創作は避けるべき。

こういうドラマにありがちなのは、主人公がとにかくどんな局面にも顔を出して、ここでもあそこでも活躍しました、って感じ。今回の大河もご多分に洩れず、兼続があっちこっちに顔を出して、実際には一切関与してない件でキーマンに仕立て上げられちゃってた。信長に謁見したり、小早川秀秋の引き取りを依頼されたり、挙句の果てには千姫を救出したり、それ以外にも腐るほど創作があったけど、ほとんどデタラメ。

古畑任三郎とか杉下右京なら、ひょんなことから事件に遭遇して、冴えた推理でズバッと解決、この人にかかればどんな難事件も終了、そんなストーリーで良いよ。だけど、兼続は実在した人物なんだから、事実無根のフィクションやっちゃいかんだろ。それに、兼続は一大名の執政という立場であって、基本的には国政に口を出すようなレベルの人じゃないんだから、ちょいちょい家康とサシで話したりしねーし、ましてや病床に呼ばれるなんて有り得ねーだろ。そこらへんちゃんと区別しないと。

あとね、女性陣がしゃしゃり出過ぎ。まあこれは脚本家が女性だからって部分もあるし、大河ってことでそれなりの女優揃えちゃって、揃えた以上はそれなりに登場させないといけないって部分があるんで、仕方ないと言えば仕方ない。

だけどね、この時代に限らず、昔の女性の立場って我々が想像するよりはるかに低くて、例えば紫式部や清少納言ってレベルの有名人でも、本名ははっきり分かってない。今回の大河では、兼続の母が「お藤」って名前になってたけど、実際には名前は不明。

そういうレベルの人たちが、子供を諭すのに講釈たれるのは結構だけど、政治的な部分にまで口挟むのはおかしいでしょ。まあ、謙信の死後に妙椿尼が遺言を捏造したのは史実と言われてるけどね。

とにかくね、こんな創作必要ないだろ⇒こんな表現したら誤解されるぞ⇒ここまでやったら完全に嘘なんだけど⇒結局辻褄も合ってないんだけど、ってシーンがあまりにも多過ぎ。

もちろん、創作そのものを否定するつもりはないよ。歴史上解明されてない部分や、諸説さまざまで事実関係が良く分からない部分は、作り手が好き勝手に創作したって構わないと思う。兼続の幼少時代は良く分かってないから、もみじがどうだこうだって、お涙ちょうだいの創作したって結構だ。だけど、厳然たる事実が分かってる部分で、次から次へと嘘八百の創作しちゃいかん。それはもう捏造ってレベルだ。そういうことは、架空の人物でやるとか、戦国BASARAみたいなおとぎ話でやってくれ。

先週も書いたけど、ある程度の知識があってここまで無茶苦茶やってんなら神経疑うし、知識がないのならしっかり勉強すべき。出演者の人選も大事だけど、制作サイドの人選をもっとしっかりやんないと、大河はどんどんダメになってくぞ。

まあ、いろいろ文句を言い出したらキリがないので、これぐらいにしときましょう。

で、来年の大河は龍馬ですか。福山雅治が演じるので、数字も取れることでしょう。お龍や乙女を誰が演じるのか知りませんが、ご多分に洩れずしゃしゃり出てくるんでしょうな。そうなると、辻褄が合わなくて、取って付けたような話になるんでしょうな。一応見るつもりではいるけど、あんまり期待しない方が良いかもね。

それよりも、今週末から始まる「坂の上の雲」の方が楽しみです。司馬さんが死ぬまで映像化を拒み続けてきた作品で、それをこうしてドラマにする訳だから、制作サイドもそれこそ死ぬ気で作ってるだろうし、登場人物もそれほど女性はいない筈だし、骨太な作品に仕上げてくれると期待してます。

とりあえず今年OAするのは日清戦争あたりまでのようなので、軍人としての秋山兄弟の話よりも、正岡子規も含めた3人の若かりし頃の話が中心になるんでしょうかね。真之も子規も私の中学高校の先輩ですし、と言ってもその頃は学校の名前も違ってたし、予備校的な存在だったようですが、まあまあ先輩は先輩ですから、きちんと正座して見ようかなと思ってるので、それに見合う作品に仕上げてほしいですね。

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2009/11/17

いい加減にしろ、天地人

どうせ次が最終回だから、全部終わってからまとめて文句を言おうと思ってたんですが、いくら何でも酷過ぎるので、ちょいと文句を。

この前の日曜にOAされた回なんですが、大坂夏の陣において豊臣が滅びた件で、秀頼の嫁だった千姫が、真田幸村と直江兼続によって助け出されちゃいました。

ほんと、いい加減にしろよ!

いよいよ落城だって段階で、幸村はその前に戦死してるし、兼続を始め上杉家は京都の警護を担当してて大坂にすら行ってないんだぞ。異説もあるけど、火傷を負いながら実際に千姫を救出したと言われてる、坂崎直盛はどこ行っちゃったんだよ。

そんで、千姫を救出したことをもってして、愛だの義だので、家康に勝っただと?

勘違いも甚だしい!

兼続のことは好きだから、あんまり悪く言いたくはないんだけど、そもそもが100万石を超える大大名だった上杉が、30万石まで落ちぶれたのは、兼続のせいと言っても過言ではない。愛だか義だか知らねえけど、関ヶ原の時に直江状を叩きつけて家康に楯ついて、そんで落ちぶれたんじゃねーか。

徳川政権になってからは、必死になって徳川の機嫌取って、米沢30万石を維持するのに汲々としてたヤツらがだ、謙信以来の義だ何だと、ごたくならべる資格なんかねーんだよ。謙信と兼続とじゃ、それこそ天と地ぐらいの差があるんだよ。

どんだけ贔屓目に見たって、上杉は敗者であって、家康は勝者だ。そんで、敗者が生き残るためには、勝者に阿るしかない、それも厳然たる事実だ。そういうことを全く無視して、観念論的な理屈こねやがって、そんなもん100%負け犬の遠吠えにしか聞こえないよ。

とにかくね、今回の大河の制作サイドには、2度と歴史ドラマをやってほしくない。ある程度の知識があってこんな描き方をするなら、その罪は万死に値するし、知識が無いのなら、もっと勉強すべきだ。自分たちの姿勢を猛省していただきたいね。

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2009/10/28

新作

月末で若干バタバタしてるんですが、今日は私の大好きな水曜どうでしょうの最新DVD発売日だったもんで、昼過ぎまでにちゃっちゃと仕事をひと段落させまして、ローソン屋敷に討ち入ってまいりました。

今回も、リターンズやクラシックではOAされなかった回があったり、未公開部分があったりしたんで、見始めちゃったら止まりませんな。私は自宅で仕事してるんで、DVD見ながらでも仕事はできるさ、なんて思ってたんですが、昼過ぎから全く仕事ははかどっておりません。

まあとりあえず普通には見終わりましたので、シークレット映像を探そうかとも思ったんですが、そんなことしてたら一向に仕事が進まないんでね、今度は副音声にして、あまり画面には気を取られないようにして、ぼちぼち仕事もやんないと。

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2009/05/20

天地人

ようやく正面切って大河を批判する記事がこちらに出てたので、ちょっとだけ。

まあ朝日さんは、やみくもに反体制を唱えてるだけのヘソ曲がりというイメージで、そういう姿勢はスケールの小さい私と合致する部分もあるんで、あんまり素直に喜べないんですが、時代考証の小和田先生のコメントなんかも出てたので、興味深く読ませてもらいました。

以前ここで私も書いた通り、今回の大河は創作が非常に多いです。もちろん、大河は歴史検証番組ではなく、あくまでもドラマなので、創作があっても大いに結構。だけど、史実と辻褄が合わなかったり、史実を捻じ曲げるような創作は、史実を知らない人に誤解を与えかねないので、避けるべきだと思います。

しかし、今回の大河はそういった誤解を与えかねない創作が多すぎる。そのあたり、小和田先生にもっとダメ出しをしていただきたいと思ってるんですが、この記事を読む限り、制作サイドがあまりそれを聞き入れていないようですな。制作サイドが歴史に造詣が深いんならそれでも良いけど、どう考えてもそうじゃないしねえ。

「本能寺の変」の回、天地人をイメージして挿入したカットがサブリミナルじゃないかと指摘されてて、それはそれで問題だと思うんだけどね、そもそも天=空ってイメージしてる時点で浅はか。天地人ってのは、天の時・地の利・人の和の略で、この場合の天は天意とか天運とか天命という意味であって、単純に空という意味じゃない。

百歩譲って空で良いとしてもだ、普通に空じゃなくて、星空にして、天意や天運や天命ってのに結びつけるべきだろ。景勝と兼続の結びつきを北斗七星に例えて、毎回最後に北斗七星が出てるんだし。自分たちでそういう創作したことも、忘れてんじゃないのか?

他にもおかしな部分は多くてね、いちいち文句たれてたらキリがない。昔の大河ってもっと史実に沿ってたと思うんだよね。政宗とか信玄とか。まあ多少の誇張はあったけど。最近はさ、原作がなくて脚本家が1から作ってたりとか、原作がそもそも創作性が高いとか、そういう問題もあるとは思うんだけど、それにしてもちょっとね。

「坂の上の雲」は大丈夫なんだろか?
変なの作ったら司馬さんに呪われるぞ。死ぬまで映像化を拒んでたんだから。

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2009/04/16

第11弾

昨日、私の大好きな「水曜どうでしょう」のDVD第11弾が発売されました。

例によって事前に予約しておきまして、仕事がひと段落した午後2時ぐらいにローソン屋敷に討ち入り、それからは仕事そっちのけで鑑賞開始。まずは一通り普通に見まして、それから副音声で見まして、シークレット映像を探してたら、もうこんな時間ですか。シークレットはミスターと大泉のを見つけたんですが、安顕のもあると思うんで、明日また探しますかね。

中身の方は、こちらではOAされなかった企画もあったので、新鮮味があってなかなか楽しめました。久々にDVD版の前枠と後枠もあったし、未公開シーンもふんだんにあったし、副音声では企画と全く関係ない話も多々あったので、非常に面白かったです。ただ、あのBGMだけはどうにも慣れないね。それと、オープニングのアニメは、思ってたより安っぽくて微妙でしたな。

あとは、ヨーロッパ完結編以降やってない新作を期待したいとこですが、大泉も超売れっ子になっちゃってなかなか時間が取れないんだろうし、D陣もまたドラマをやるとかで忙しいようだし、難しいとこなんでしょう。ジャングル、西表、ヨーロッパと、ほぼ1年ごとにやってましたが、そもそも毎年やるって前提だった訳でもないし、気長に待つしかありませんな。

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2009/04/08

蒼天航路

つい今しがた第1話の放送は終わってしまったんですが、本日から毎週火曜深夜に「蒼天航路」のアニメが始まりました。4~5年前ぐらいまでモーニングで連載されてたので、記憶にある方も多いと思いますが、三国志のお話です。

最近では「レッドクリフ」の影響で、三国志に興味を持たれる方が多いようですが、「蒼天航路」は是非そういう方々に見てもらいたい作品です。

私は「レッドクリフ」を見てないので、ああだこうだ言える立場じゃないんですが、CMやPR番組を見る限り、赤壁の戦いで孔明がずいぶんと頑張っちゃってるみたいだから、三国志は三国志でも、「演義」を元に描かれてるようですな。一方、「蒼天航路」の方は、「正史」を元に描かれてます。

三国志はもともと陳寿という人が書いた歴史書で、こちらを「正史」と呼びます。歴史書なので、史実に基づいて描かれ、作者の創作とか脚色はさほどありません。ちなみに、日本史の授業で「魏志倭人伝」というのを習ったと思いますが、これは「正史」の中の「魏書東夷伝」という部分のことで、邪馬台国についての記述があります。

一方の「演義」は、「正史」を元に創作・脚色された作品でして、歴史書ではなく娯楽小説です。日本で言えば「真田十勇士」みたいな感じで、実在の人物がモデルになってるけど、中身は決して史実ではありません。で、「正史」は単なる史実の羅列で面白みに欠け、「演義」の方がストーリーは面白いってんで、日本でも中国でも「演義」の方がポピュラーで、映画やドラマや漫画になるのもほとんどが「演義」です。

「蒼天航路」は「正史」を元に描かれてるんですが、単なる史実の羅列ではありません。一人一人の登場人物のキャラ設定がしっかりしてるし、「正史」の記述の中で矛盾がある部分を突っ込んだりしてて、完成度が非常に高く、ストーリーも奥深いです。私は歴史好きなんで、歴史小説を500冊ぐらい、歴史漫画を400冊ぐらい持ってますが、その中でも1、2を争うぐらいの素晴らしい作品だと思ってます。

「演義」を元にした三国志しか知らない方が「蒼天航路」を見れば、目からウロコみたいな印象を受けると思うんで、是非見ていただきたいですね。まあアニメになると、どうしても原作を端折った内容になるし、多少違う表現になる部分も出てくるんだろうけど、今日見た限りではわりかし原作に忠実だったし、とても勉強になりますよ。

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2009/02/09

天地人

今年の大河ドラマ「天地人」ですが、とりあえず第6話まで終わりました。直江兼続が好きな私としては、とても楽しみにしていた作品なんですが、今のところはちょっと期待外れですね。

まずはストーリーに関して。これまでOAされたのは、原作では描かれてない時代の話が多く、ほとんどは脚本家の創作と思われます。これがまあ荒唐無稽でね、兼続が信長に謁見したり、厩橋城主の北条高広がいつも春日山城に居たり、越中攻めで緒戦から織田家の家紋の旗指物をつけてる軍勢とぶつかったり、おかしなところが非常に多い。静岡大教授の小和田哲男先生が時代考証をやってるんだけど、もっと脚本家にダメ出ししていただきたいね。

登場人物設定では、長澤まさみ演じる初音(架空の人物)が、原作では真田幸村の姉って設定だったのに、大河では妹って設定にしてたんだけど、そうすっと今後の話の辻褄が合わなくなるってんで、急遽原作通り姉に変えたりして、ちょっとお粗末でしょ。相武紗季演じる上杉景虎の嫁も、史実では上杉景勝の姉なのに、大河では妹って設定にしちゃってるけど、これもいずれどこかで辻褄が合わなくなるんじゃねーの?

まあ、北村一輝の姉が相武紗季ってのは、見た目にちょっと無理があるんで、妹に変えたんだろうけどさ、それなら信長、秀吉、家康はどうなのよ。史実では信長が一番年上で、秀吉は3つ下、家康は9つ下なんだけど、大河では吉川晃司(43歳)、笹野高史(60歳)、松方弘樹(66歳)で、並びが真逆。でも、信長と秀吉のシーンを見てると、今のところそれほど違和感はない。要するに、役者がしっかり芝居すれば良いだけのことで、そういう部分を期待できない役者をキャスティングするから、設定変えたりしなきゃいけなくなるんだよ。

役者の演技に関しては、妻夫木もイマイチなんだよね。芝居そのものは良いんだけど、喋り方がおかしい。昔の言い回しを使うから間違っちゃいけないって感じで、変に滑舌を意識し過ぎで、物凄く不自然。特にナ行の音が続く時、「殿の」とか、「殿に」ってセリフの時がひどい。北村一輝や東幹久みたいに、もっと普通に喋れば良いのに。

まあ、まだ始まったばかりだから、あんまりガタガタ言うのもどうかと思うし、どうやら今回の大河は歴史ドラマと言うより、恋愛ドラマとか人情ドラマとか、そういうスタイルで作ってるみたいなんで、史実がどうだこうだ言っても意味ないかも知れませんな。いずれにしても、今のところは私が満足するような仕上がりではないです。

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2009/01/14

岩倉使節団

先ほどまで「その時歴史が動いた」で岩倉使節団の話をやってたんですが、なんか妙に美化してたので、ちょいと文句を。

正直なとこさ、明治新政府になってからの施策が上手くいかなくて、あっちこっちから不満が続出して、政府の責任者たちが揃いも揃ってケツまくって逃げ出しただけじゃん。面倒くさいことは西郷たちに押し付けて。

でもそれじゃあまりにも体裁が悪いから、西洋文明の調査だの、不平等条約の改正だの、耳障りの良いお題目掲げただけだろ。実際問題、条約改正に必要な明治天皇の全権委任状も持ってなくて、何の準備もしてなかった訳だし。もちろんのこと、条約改正なんざ実現できてねーし。

そんで、2年近くも政務をほったらかして帰国して、西郷が内政をある程度まとめてたらさ、良いとこ取りで高位にふんぞりかえって、征韓論で難癖つけて西郷を追い落として、ほんとロクな奴らじゃねーよ。

まあもちろん、西洋の進んだ文化や技術の導入って点では、大きな意味があったと思うよ。だけどそういう部分に関しては、岩倉だ大久保だ木戸だってレベルの連中が、ガン首揃えて行く必要はないだろ。その道の専門家や技術者を連れていけばそれで十分だろ。

当時狂歌で「条約を結びそこない金は捨て世間へ大使何と岩倉」って揶揄されたそうだけど、まさにその通りだよ。どのツラさげて特命全権大使だなんて言えるんだ。孝明天皇暗殺の首謀者とも言われる岩倉さんよ、俺が子供の頃は500円札の肖像画になってた岩倉さんよ、2年もかけて何をしたって言うのさ。反論できるんなら、今夜にでも俺の枕元に立ってくれや。

私は基本的に明治新政府で高位にふんぞりかえってた連中が大嫌いなので、ちょっと辛辣な見方になってるから、異論のある方も多々いるでしょうけどね、それにしても今日の「その時歴史が動いた」は視点が偏ってたと思います。先週の直江兼続の時もそうだったんだけど、最近こういうパターンが多過ぎ。もうちょいネガティブな面も、しっかりクローズアップしてくれないと。

グダグダ文句書いてたら、ぼちぼち「どうでしょうクラッシク」が始まる時間になっちゃったので、今日はこのぐらいにしときますか。

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じんじゃーまん

久々に面白いアニメを発見してしまいました。

その名は「ことなかれヒーローじんじゃーまん」。さきほど午後11時すぎ、なんか面白い番組やってねーかなーと思ってチャンネルを変えてた時に、千葉テレビで出会いました。

名前の通り、ショウガのキャラクターのヒーローの話でして、仲間にはウコンやニンニクなど、料理においては脇役といった感じの野菜が出てきます。ストーリーはおおむねシュールなんですが、脇役野菜たちの悲哀がにじみ出ていて、なんとも心揺さぶられる作品です。

それと、エンディングテーマがこれまた切なくてね、一休さんの「ははうえさま」や、バカボンの「元祖天才バカボンの春」と良い勝負ができるぐらい、情緒あふれる歌になってます。

「これは良い!」と思いまして、公式HPを探し、OA予定を確認すると、千葉テレビでは毎週火曜午後9時55分となってました。俺が見たのは11時過ぎなんだけど、と思いつつ千葉テレビのHPを見てみたら、どうやら私が見てたのは総集編だったようです。

で、本来は「幼獣マメシバ」というドラマの中の挿入アニメだ、という説明が出てたので、どうやらドラマの中でほんの数分だけやるってことでしょうな。そのドラマ自体は来週から千葉テレビでOAされるらしいので、来週は9時55分からと、11時からのドラマをきっちりチェックしたいと思います。

まあ、ここでウダウダ書いてもわかんないと思うので、興味のある方は公式HPを見てください。とりあえず1話だけ見れますので。ただ、HPで見れるやつはイマイチなので、実際にOAされてるやつを見た方が良いでしょう。関東圏では、千葉テレビの他に、テレビ神奈川やテレビ埼玉でも見れるようですので。

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