本日付の十勝毎日新聞に、ばんえい競馬を運営するオッズパークが、今年度限りで撤退する可能性が強まったとの記事が掲載されたようです。
2006年度までは帯広の他に、北見、岩見沢、旭川の計4市で運営されていたものの、累積赤字で帯広以外3市が撤退を表明、残る帯広単独での開催は困難として、廃止濃厚という状況になったものの、ソフトバンク系列会社が支援することで、2007年度からは帯広単独での開催となり、現在に至ってます。
その間、賞金や手当の削減による緊縮策、場外発売などの拡大策、間もなくOAされるばんえい競馬を題材としたドラマなどのPR策を通し、経営改善を模索してきたものの、厳しい状況が抜本的に変わることはなく、先細りというのが実情。行政も、ばんえい存続に好意的だった前市長に代わり、玉虫色の姿勢しか示さない現市長になって、雲行きの怪しさは増すばかりで、オッズパークがどれだけ支援を継続してくれるか、この一点だけが頼みの綱だっただけに、こういう報道がなされたのは何とも残念です。
大学入学とともに岩見沢に引っ越し、そこでばんえい競馬に出会い、普通の競馬とは違う魅力に取り付かれ、今ではシルクタローという馬にも一口出資し、土日は中央競馬以上に必死に馬券を買ってる私としては、ほんとに無念で仕方ありません。
昨今の競馬が置かれている状況、特に地方競馬の経営難は深刻という一言で片付けられるようなものではないし、行政が運営に携わっている以上、赤字を計上し続ける興行が納税者に受け入れられる訳もない。荒尾競馬が昨年一杯で廃止になったことを受け、雪崩のように他の競馬場も廃止が相次ぐことは容易に想像できましたが、ばんえいの場合は民間が支援をしているだけに、よそとは状況が違うと思ってました。
しかし、孫さんだってビジネスありきでここまで来た人だし、もう日本一になったからホークス売り飛ばすんじゃねーかって噂も出てるぐらいだし、そしたらばんえい競馬なんぞ歯牙にもかけないのは至極当然。
今から新たなスポンサーが見つかれば話は別だけど、それは雲をつかむようなレベルの話だろうしねえ・・。
まあ、ばん馬そのものは、いわゆる草ばん馬と呼ばれるお祭り競馬が北海道や東北で行なわれてて、そういう文化としてのばん馬は、流鏑馬とか上げ馬神事とか相馬野馬追いみたいな感じで、細々と存続することはできると思う。でも、私のような一ファンが手軽に楽しめるばん馬は、この春で終了の可能性が高いという現実。
当然、現役の馬たちや、来年度以降デビュー予定の若駒たちの行く末は推して知るべしという話で、我が愛馬シルクタローも例外ではない。どこかで観光用の馬車を引いたりだとか、そういう転職先が見つかれば良いけど、そんなに需要もないだろうしね・・。
まあタイトルに書いた通り、来るべきものが来ただけのことだとは思う。オッズパークもそれなりに頑張った部分はあると思うし、オッズパークがなければとっくに廃止になってたんだし、あんまりゴチャゴチャ文句を言っても仕方ない。
今ちょうど大河ドラマで清盛やってるけど、私の気持ちは平家物語の冒頭で述べられている言葉に尽きます。
諸行無常
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